シックハウス症候群,検査

シックハウスを診断できる病院

シックハウス症候群は悪化すると化学物質過敏症となってしまうため、早めの対処が大切です。
しかし、シックハウス症候群を診断できる病院がわずかであるのが実情です。
近隣にシックハウスを診断できる病院(アレルギー科・内科)がある場合は、早めに診断しましょう。

シックハウスを診断できない病院でも、シックハウスの知識のある医師がいる場合は、症状を緩和させる薬を処方してくれる場合もあります。
実際に病院へ行く前に、シックハウス症候群の受診について問い合わせてから行くと良いでしょう。
また、近くに診てもらえる病院が見つけられなかった場合には、相談機関や相談窓口に相談すると、病院に関するアドバイスをもらえる場合もあります。

体調不良の原因がわからず、リフォームや新築、改築、白アリ駆除、新品家具の購入などの時期に体調不良が現れた場合には、シックハウスを疑って、きちんとシックハウスを診断できる病院を受診するようにしましょう。

シックハウス症候群の検査とは?

シックハウス症候群の検査には、眼球運動検査や呼吸機能検査、瞳孔反射検査、気道過敏性検査などがあり、化学物質負荷検査や心理テストを行う場合もあります。

シックハウス症候群の治療は保険が適応される?

シックハウス症候群の治療は平成16年度に保険の適応となりました。
シックハウスが悪化して化学物質過敏症になってしまっていても、保険が適応されます。(化学物質過敏症は平成21年10月から保険の対象となりました。)

しかし、化学物質負荷検査などの検査に関しては、保険が適応とならないものもあります。

シックハウス症候群はどんな治療をするの!?

シックハウスの治療には、体に現れている症状を改善する方法と、原因となる化学物質を住宅からなくす方法などを同時に行っていきます。
つまり、体に入ってしまった化学物質を排出すること、住んでいる環境から化学物質を取り除くことを行っていくのです。

体の中から化学物質を排除する

代謝をアップさせるために、軽い運動(ウォーキングなど)を行い、半身浴を行うのが一般的です。
また、サウナに入って汗をかくのも有効です。
それに加えて、代謝を改善するタウリン、解毒作用のあるタオチン、ビタミンC製剤のアスコルビン酸、ビタミンB複合剤であるノイロビタンなどを服用します。
ビタミンは解毒作用や抗酸化作用、代謝を回復させる作用があるので、薬物治療に用いられることが多いです。

化学物質は肝臓で分解してから排除されます

化学物質は主に肝臓で分解されます。
分解された物質は、便・汗・尿で排泄されたり、血液やリンパ液で排泄されたりします。

室内の空気汚染の改善

室内の空気汚染を改善するために、空気汚染の原因となっているものを特定する必要があります。
新しい家具などが原因の場合は取り除くことは可能ですが、基礎部分などに問題がある場合には大変な作業になってしまいます。施工業者などと相談しながら、化学物質を除去する対策をしていきます。

また、微量であっても化学物質を含む日用品は撤去し、換気を行います。
植物は二酸化炭素だけでなく、化学物質や細菌を除去し、空気を清浄化してくれるので、観葉植物などを部屋に置くのも良いでしょう。

転地療法

住宅の化学物質を排除するのが困難な場合などに、原因となる化学物質から離れるため、転居して治療を行う場合があります。
都会に住んでいた人は、空気のきれいな田舎へ移り住む人が多いです。

転地療法は最も有効な治療法とされていますが、仕事や学校などの問題や、家庭生活への影響が大きいというデメリットもあります。

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